Malaysian Film and Culture by Refsom
Event
シンポジウム
記憶の写し絵―内戦・テロと震災・原発事故の経験から紡ぐ私たちの新しい物語
大きな災厄は社会に深刻な亀裂をもたらす。物質的な復興を遂げ、日常生活を取り戻したのちも、社会に撃ち込まれた深い亀裂が修復されるまでには長い長い時間がかかる。私たちはこの亀裂にどう向き合い、どうつなぎなおすのか。
東ティモール紛争終結とバリ島爆弾テロ事件から10年を経たインドネシアや、ユダヤ人迫害から70年たったドイツで、身近な人々が同じ社会に暮らす人々によって傷つけられる経験をした人々による今なお続く社会の亀裂を修復する営みを参照しながら、東日本大震災後の人々の反応を描いた作品『おだやかな日常』を手がかりに、東日本大震災後の世界に生きる私たちの今とこれからを考える。
日時 2012年12月22日(土) 18:00~20:30(17:30開場)
会場 キャンパスプラザ京都2Fホール
プログラム
司会・趣旨説明: 山本博之(京都大学地域研究統合情報センター)
挨拶: 林行夫(京都大学地域研究統合情報センター)
特別ゲスト: 杉野希妃(プロデューサー/女優)、深田晃司(映画監督)
パネリスト:
亀山恵理子(奈良県立大学)
「東ティモール独立から10 年―紛争はどのように語り継がれるのか」
西芳実(京都大学地域研究統合情報センター)
「語りえぬ痛みを分かち合う―バリ島爆弾テロ事件とインドネシア」
寺田匡宏(総合地球環境学研究所)
「災厄の「見えにくさ」と距離 アウシュヴィッツ-ベルリン/フクシマ-東京」
主催 京都大学地域研究統合情報センター、マレーシア映画文化研究会
2012/07/30
シンポジウム『「外中華」映画の世界―ツァイ・ミンリャンとエドウィンに見る世代の絆』
2012/07/30
シンポジウム『栄光は誰れのために―マレーシアの経済発展の裏にある教育』
2011/12/11
シンポジウム『ヤスミン・アフマドにみる映画とマレーシア』
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シンポジウム『親子・暴力・越境――混成アジア映画の可能性』
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シンポジウム『アジア的ホラー・コメディの可能性』
2011/07/31
シンポジウム『「女性らしさ」の冒険――「愛しい母」ヤスミン・アフマドの思い出とともに』
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シンポジウム『映画「歓待」をテツガクする――主客不分明の時代における包摂と排除』
2010/09/18
シンポジウム『アジアン・ビッグバン――マレーシア発のアジア映画の新星たち』
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シンポジウム『ヤスミンののこしたもの・それを受け継ぐ者たち――マレーシア映画から見える世界』
2010/07/23
第33回京都大学映像なんでも観る会――ヤスミン・アフマド監督追悼の会
過去のイベント
〒606-8501 京都市左京区吉田下阿達町46
京都大学地域研究統合情報センター 山本博之研究室
マレーシア映画文化研究会
Research on Film & Society of Malaysia
代表:山本博之(京都大学)
幹事:篠崎香織(北九州市立大学)
電話:075-753-9613(水・金曜 10:00-16:00 担当:引地)
Eメール:malaysianfilm [at] cias.kyoto-u.ac.jp